分科会・4日午前

分科会・午前
10:00~11:30

午後はこちら

A-1 虐待を生まない子育て支援って? ~子育てに苦しさを感じている親御さんに~ 詳細
A-2 学校外の子どもの居場所 詳細
A-3 不登校と子どもの権利 [子どもの権利条約から考える] 詳細
A-4 日本で生活している外国籍の子どもの権利と支援 詳細
A-5 広げよう みんなの居場所 子ども食堂の輪 詳細
A-6 子どもの権利条約・入門ワークショップ〜子どもの“けんり”について〜 詳細
A-7 国連・子どもの権利委員会による日本審査 詳細
A-8 勇気づけ育児のアドラー心理学 「おとなが変わる、それが子どもの権利擁護の出発点」 詳細
A-9 映画“かすかな光へ”と子どもの学び育ち ―ちがう・かかわる・かわる― 詳細
A-10 オーストリアにおける青少年政策と施策について ~子どもの権利条約の現場での受容および実践~ 詳細
A-11 とちぎに広がる「こどものまち」の素顔と未来 詳細
A-12 参加する権利って何? -防災共育ワークショップから考える災害と子ども支援- 詳細

 


A-1(発表、意見交換)

虐待を生まない子育て支援って?
~子育てに苦しさを感じている親御さんに~

内容:メディアや社会は虐待する親を責めますが、そもそもそういった家庭に支援の手はどうして届かないのでしょう。子育てに苦しまない支援とは何でしょう。虐待や貧困の連鎖を断つために私達ができることを一緒に考えます。様々な生き辛さを抱えたお母さんや、心に傷を受けている子どもとの関わり方を具体的な実践事例を通して紹介します。

主催:認定NPO法人だいじょうぶ 畠山由美

 


A-2(講話・意見交換)

学校外の子どもの居場所

内容:非行、養育困難、貧困、発達障がいなどに対し学校が対応力を失い、不登校の子どもが増えています。その受け皿としての『学校外の子どもの居場所』を考えます。

🔴普通教育機会確保法の成立と居場所の現状:奥地圭子さん(東京シューレ)

🔴富山県射水市フリースペース「ほっとスマイル」:明橋大二さん(心療内科医師)

🔴栃木県高根沢町町営フリースペース「ひよこの家」:卒業生およびスタッフ芳村寿美子さん

主催:足利市第三者調査委員会報告書を読む会、栃木県若年者支援機構 共催

 


A-3(意見交換)

不登校と子どもの権利
[子どもの権利条約から考える]

内容:不登校がなぜ起きるのか、不登校にはどんな問題が関係しているのか、不登校にどう関わったらいいのかなどについて、子どもの権利条約の条文をもとに、当事者、親、関係者、支援者など誰でも関心のある方に参加してもらい話し合いを進める。子どもの権利について再確認し、新たな認識や展望が見いだせれば幸いである。

主催:栃木登校拒否を考える会

 


A-4(発表・意見交換)

日本で生活している外国籍の子どもの権利と支援

内容:この分科会では、日本で生活している外国籍の子ども(主にニューカマー)の権利と支援について話し合います。外国籍の子どもたちは、十分な日本語教育が受けられず、言葉が不自由なために「不就学」になったり、貧困から生活が困難になったりしています。そのような子どもたちの権利保障や支援のあり方について考えあっていきたいと思います。

主催:小山市市民活動センター、たすけあいセンターJUNTOS

 


A-5 (ワークショップ)

広げよう みんなの居場所 子ども食堂の輪

内容:県内で子ども食堂を実施している各団体と参加者とで、食事作りから始まり、みんなでワイワイ賑やかに食を共に摂り、「子ども食堂」という居場所の体験をしていただきたいと思います。

主催:栃木県内 子ども食堂 実施団体

 


A-6 (ワークショップ)

子どもの権利条約・入門ワークショップ
〜子どもの“けんり”について〜

内容:国連・子どもの権利条約についての〈入門編〉としての分科会。イラストや写真をつかったワークを通して、権利/けんりとは何か、それを行使する(つかう)のは誰か、その時に大切なことは何かについて、また、条約の4つの柱(生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加する権利)などについて、考えや気持ちを伝えたり聴いたりしながら共に学んでいく場にしていければと思います。

主催:子どもの権利条約ネットワーク

 


A-7 (報告・意見交換)

国連・子どもの権利委員会による日本審査

内容:2019年1月、子どもの権利条約の実施状況に関する日本の第4回・第5回報告書が国連・子どもの権利委員会によって審査されます。前回の審査(2010年)からどのような進歩があり、どのような課題があるのか。委員会によるこれまでの提案・勧告、政府報告の内容、NGOレポート、そして委員会による事前質問事項などを踏まえながら、日本で暮らす子どもたちの問題と条約実施の課題を考えます。

主催:平野裕二・荒牧重人・林大介 (子どもの権利条約ネットワーク主催)

 


A-8 (ワークショップ)

勇気づけ育児のアドラー心理学
「おとなが変わる、それが子どもの権利擁護の出発点」

内容:子どもが、子どもの権利条約にうたわれている権利を行使する主体であるために最も大切なことは、多くのおとなが持っている子ども観を見直すことであると、アドラー心理学は考えています。 ある意味、無自覚な善意で子どもの権利を侵害してしまうことの無いよう、身近な問題をテーマによりよい対応を考えるワークショップをしたいと思います。

主催:アドラー心理学会所属学習グループ『ルマー・キタ』

 


A-9 (映画上映)

映画“かすかな光へ”と子どもの学び育ち
―ちがう・かかわる・かわる―

内容:100歳の今なお現役の教育研究者として生き続ける大田堯(おおた たかし)さんの撮影当時93歳までをえがいた映画です。これまでの上映会感想から、人はみな違っていいんだと、子育てが楽になった等ありました。映画を通して子どもの権利、子どもの学び、育ちへの理解を深めてみましょう!『百歳の遺言』『子どもの権利条約を読み解く』など著書は多数あり。

主催:デモクラティックスクールつながるひろば

 


A-10 (報告・意見交換)

オーストリアにおける青少年政策と施策について
~子どもの権利条約の現場での受容および実践~

内容:2017年度内閣府主催 地域課題対応人財育成事業「地域コアリーダープログラム」青少年分野でオーストリア派遣時に青少年関連施設を訪問。難民・移民・貧困などの問題を抱える同国の青少年に対し、個々の権利を尊重する姿勢が徹底されている現場での実践的なアプローチ方法から、異文化コーディネーターとしての知見も踏まえて、日本で青少年関連従事者が青少年と適切な信頼関係を構築する方法を考察したい。

主催:河野 摂

 


A-11 (意見交換)

とちぎに広がる「こどものまち」の素顔と未来

内容:ミニミュンヘンという街を模した「こどものまち」という遊びのプログラムがあります。子ども達の自治の力を伸ばす価値があるとされています。栃木県内に5つの取り組みがあり、地域との関係をそれぞれが結びながら、関わる人と地域の個性とで、異なる特徴の「こどものまち」となっています。分科会では全国にも広がるこの取り組みをもっと面白くする方法を考えます。

主催:県内の「こどものまち」主催団体、(呼びかけ人 陣内雄次)

 


A-12 (ワークショップ)

参加する権利って何?
-防災共育ワークショップから考える災害と子ども支援-

内容:防災共育ワークショップは、中学生が自ら考え判断し、能動的に動く力を育む、防災への子ども参加の試みです。災害時、子どもは保護の対象として考えられがちです。これに対し、子どもはなにができるのか、おとなはどう支えられるのかを、栃木県足利市内の中学校でPTA・OB会が展開する防災共育ワークショップをヒントに考えます。

主催:防災共育ワークショップ(足利市PTA・OB会)、安部芳絵(工学院大学准教授)